海水浴、プールとコンタクトレンズ

2000年5月,めだまカフェあてに、「サーフィンをする時におすすめのコンタクトは?」という質問をいただきました。筆者はサーフィン経験がありませんが手元の眼科書籍を探してみました。海水と目とコンタクトレンズについての説明をしている文章はごくわずかです。
 一番おすすめできるのは1日タイプ使い捨てコンタクトです。次に、2週間タイプの使い捨てコンタクトレンズでしょうか。どちらの場合も海からあがって数時間で目からはずすのがよさそうです。2週間タイプの場合、はずしたら消毒をします。
 コンタクト選びで気になるポイントは「海水がかかってCLが落ちるか?」「落としたら値段は?」「消毒は?」という点でしょう。
 海水が目に入ってもさほど痛くないことを考えると、使い捨てコンタクトをしたままの目に海水が入っても、おそらく数時間なら大丈夫ではないか、と僕は想像しています。しかし想像だけですので根拠や証拠がなくてすみません。「コンタクトを つけて、海にはいり、その後一日コンタクトつけたまま」だとしたら問題はありそうです。コンタクトが海水を含んで、その中にはいったままの雑菌が気になります。 1日タイプの使い捨てコンタクトでも、できれば海からあがったあと、はずしてメガネ にするのが安全と思います。 眼科の医者が考える事とサーファーの現場の意見が食い違ってもいかんな、と思ってlycos, infoseek, gooなどでサーファーの意見を探してみました。ネット上の情報を探すと:
**WindSurfin Diary---この方は使い捨てコンタクトをすすめています。
**「海でのお役立ちグッズ 」---サーファーのnao氏が仲間に向け使い捨てコンタクトをすすめています。
** 「My Diving Page Q and A回答」---ページ下方の Q「コンタクトをしていても,ダイビングは,出来るのですか?」---A「コンタクトレンズについては、使わない方がいいと思います。」というアドバイスです。
**「眼鏡かわら版」http://www.ne.jp/asahi/ogi/homeはサイト消失。残念です。
 なお、書籍では。金原出版、コンタクトレンズ診療最前線「改訂第2版」湖崎 克他編集、ISBN4-307-35102-9、6200円+税、p124にはプールで水泳をする人に毎日使い捨てのCLを処方する話がのっています。もう一冊英語からの翻訳本で「スポーツ眼科」にも若干だけCLの話がのっていました。

 以上から、筆者の海水浴でのおすすめコンタクトは1日タイプの使い捨てコンタクト、次に、2週間タイプの使い捨てコンタクトレンズというところです。また筆者の知り合いのダイビング経験者(女性、コンタクト使用中)は「海からあがってソフトサンティアなどの人工涙液タイプの目薬をさすと快適」と語ってくれました。
プールの場合:
海とプールではコンタクト事情がまた違います。大腸菌を殺すためにプールでは塩素消毒が使われていますが、これは少しずつ角膜をいためてしまいます。プールからあがって時間がたてばまた徐々に角膜は回復しますが、コンタクトをつけたままだとプールの水の塩素がより長時間目に接すると思われますので、できればコンタクトをはずして泳ぐのがよし、そうでなければコンタクトと普通のゴーグル、という方法か、度つきのゴーグルでコンタクトなし、というのが良いかと思います。

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